エッセイ– tag –
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#わたしが枠を飛び出した瞬間
病める時も健やかなる時も富める時も貧しき時も、
先日、結婚18年目をむかえた。思い返すと山アリ谷アリの結婚生活だった。なかでも最も深い谷は一昨年のことだ。 これまで病気らしい病気をしたことがない夫が、「なんだ... -
#わたしのスタイル
お米農家がイチジク栽培に進出!農家は「儲からない」はホント?
2022年12月末。 15年勤務した会社を退職した。 55歳を迎えた夏。定年まであと5年・・・そんなことが脳裏をよぎった。 これまで80aのコメ作りと会社勤務の兼業農家だった... -
#わたしが枠を飛び出した瞬間
40代主婦が24年前の「就職氷河期」を振り返る
【24年前のわたしが直面した就職難】 私が初めて就職活動に臨んだのは今から24年前の1997年だった。日本経済は破綻し、大企業だけに留まらず、大手銀行や大手証券会社の... -
#わたしのとっておき
【2022年上半期】ブックレビュー 話題作3選
【誰もがその家族の幸せを願わずにいられない『やさしい猫』】 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E7%8C%AB-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC... -
#わたしが枠を飛び出した瞬間
農業嫌いだった農家生まれの僕が考えるこれからの農業
【農家生まれの僕は農業が嫌いだった】 稲作だけでは家族を養えないと僕の祖父が始めた酪農。物心ついた頃には、牛舎が遊び場でもあった。 酪農の仕事の最も大きな特徴... -
#わたしのとっておき
世界を眺めるカレイドスコープ テーマ「拡散」より小説3作
【「期待」から飛び出す~『氷柱の声』】 https://www.amazon.co.jp/dp/4065241286/ref=cm_sw_r_tw_dp_8DMFDE2JEGEBNEKA1J43 第165回芥川賞候補作のひとつ『氷柱の声』... -
#わたしのとっておき
世界を眺めるスイッチ テーマ「羽化」より歌集3選
短歌とは、端的に言えば5・7・5・7・7の31音で紡ぐ短詩。 けれど、音楽に語り切れないほどジャンルがあるように、短歌にも幅広いスタイルがある。文語か、口語... -
#わたしが枠を飛び出した瞬間
僕は後ろ向きで前進することに決めた
【】 僕は幼少期から集団で行動するのが苦手だった。中学生になって少したった頃、僕は突然学校に行くのを辞めた。同級生の「〇〇君最近、調子乗ってない?」や「〇〇の... -
#わたしが枠を飛び出した瞬間
今年はもっとも穏やかな春だった
いま思うと私はずっと凝り固まった劣等感を抱えて生きていたように思う。愛情を感じなかったとは微塵も思わないけれど、どうしても遠慮を感じた祖父母との関係性。自分... -
#わたしが枠を飛び出した瞬間
空と指輪と白い嘘
私にとって、離婚は福音だった。 大学院在籍時に結婚をした。相手は社会人で、2年の遠距離恋愛の末の結婚。今思うと、一緒に過ごした実質的な交際期間は、毎日会ってい...
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